2019-11-25
援助の仕事で何を大切にしたいのか。
私はなかなか分かりませんでした。
「譲れないこと」が自分の中にありそうなのに、それが言えなくてモヤモヤしてしまう。
だから同僚にも伝えることができず、迷惑をかけました。
記録を読み返していると、なぜか「引っかかる」ことがありました。
自分が書いた記録でも、他の人が書いたものでも。
たとえばこんな内容です(放課後等デイサービスをイメージした例示)。
1つ目は、転倒や道路への飛び出しの注意を促しています。申し送りとして、大切な内容だと思います。
2つ目は、過ごし方に配慮した覚え書きのような内容です。こちらも他の援助者に参考になります。
私は、2つ目を好む傾向がありました。
なぜだろう。ああ、自分が「大切にしたい基準」はこういうところかなと思って、徐々に自覚するようになりました。
こんなことを自分は考えていたのだと思いました。
こうやって言葉にするまで、何年間か必要でした。