援助者のあなたへ

対人援助の仕事に就く人には、人の役に立ちたいという動機があると思います。

自分がなぜこの仕事を選んだのか、もう覚えていないかもしれません。

思い出せない人も、何かをしたい自分と困っている相手が、どこかでつながる経験があったのだと思います。

助けたい相手が過去の困っていた自分と重なるのです。

たしかに、支援の相手は自分ではない。それでも、自分の人生を充実させたいと願うのは、誰もが同じだと思います。

どうして、人の役に立つ仕事を貫いていくのは難しいのでしょう。

何が難しくさせるのだろうと、私たちは考えてきました。

所属する組織は理解に乏しく、あなたは厳しい環境で働いているかもしれません。

あるいは、社会的に排除する根深い考え方に憤っていますか？

あなたと一緒に方法を練っていきたいところですが、まずは私たちの取り組みの一部をここに残します。

援助者個人を支えるために何が出来るのか、これから少しずつ発信していきます。

長楽庵は、対人援助の仕事を継続して【長】、相手の人生が充実する手伝いができて【楽】、そのための練習ができる場【庵】です。