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旧優生保護法下における強制不妊手術に関するJDFフォーラムに参加しました

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優生保護法下の強制不妊手術を考える議員連盟(超党派議員連盟)で事務局長を務める福島みずほ議員

久しぶりに国会議事堂を直接みました。社会科見学ではなく、参議院議員会館で開かれた日本障害フォーラム(JDF)主催の集会に参加しました。

東京優生保護訴訟第4回報告集会で、補償にかかわる立法の大事な時期を迎えていると知りました。

藤井 克徳JDF副代表による基調報告のあと、新里 宏二弁護士(全国優生保護法被害弁護団共同代表)が「旧優生保護法による強制不妊手術に関する全国の動き」についてポイントをお話しました。

議員の挨拶で時間がおすなかで(集会の目的に関連するので致し方ない)、新里弁護士はご自分の話を最小限にして、優生手術被害者・家族の方がお話する時間を確保したかったのではと感じました。

被害者・家族の方のお話は大変胸を打つものでした。きっと議員にも届いたのではないでしょうか。

参加できて有難かったです。

参照

旧優生保護法(1948~96年)下で不妊手術を受けた障害者らへの救済法案を与野党がとりまとめたことを受けた集会が5日、参院議員会館で開かれた。被害者らから「内容が不十分」など注文が相次いだ。全国の障害者団体でつくる日本障害フォーラム(JDF)と全国優生保護法被害弁護団が主催。国家賠償請求訴訟原告5人や支援者ら約260人が参加した。藤井克徳JDF副代表は「この問題の乗り切り方で日本の障害者施策の水準が決まる」と指摘。国の責任の明確化や、約300万円を支給した海外の事例を参考にしている一時金の額について「もっと高いレベルの救済を」と要望した。

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会場の参議院議員会館