ソーシャルワーカー事務所 長楽庵は、精神保健福祉士・社会福祉士の国家資格をもつ独立型個人事務所です

東京優生保護訴訟第3回を傍聴しました

東京優生保護訴訟の裁判を傍聴しました。

裁判では、モニターにスライドが映し出され、車いすスペースが設けられ、手話通訳の方がいらっしゃるなど、多くの人に内容が届くよう工夫されていました。

(傍聴したことのある通常の裁判、裁判員裁判の様子とは異なっていたので、普段からこうできないのかなと、私は思ってしまいました。)

裁判のあと、向かいの建物・弁護士会館で集会が行われました。

関哉 直人弁護士(団長)は、法廷で「難しい議論」も含めてやってほしいと希望したこと、なるべく分かりやすい議論にしたいと説明してくださいました。

  • 強制的な不妊手術という人権侵害、憲法違反を国が認めるかどうか
  • 裁判所がどう判断するか

国側は(違法かどうかの)考えを明らかにしていませんが、今後も追いかけていきたいと思います。

原告の北三郎さん(活動名)のお話が強く印象に残りました。一部をご紹介します。

国は、悪かったことを認めて、しっかり誤ってほしい。

国は、私たちの気持ちを尊重して、私たちが納得できる法律をつくってください。

会場で直接お話を伺うことができたことは大変有難く、背筋が伸びました。

次回 第4回の裁判は、2019年2月19日(火)の予定です。

東京訴訟第4回期日のご案内 – 優生保護法被害弁護団

f:id:chorakuan:20181221133015j:plain

東京優生保護訴訟第3回