2023-06-20
大学では「相談援助演習」という授業があり、実践のための基礎練習をします。
学生さんのおかげで思ったのが、私たちは「自分の考え方」に目を向けるのが大事ということ。
相手への言い方を練習する必要もありますが、そもそも私は何を思ってこう言うのだろう?とチェックしてみる。根本にとどまって、こだわる。
そうすれば援助者である自分が、相手を通して「何」を見ているかが浮かび上がってきます。
ほかにも具体的な状況を想定しましたが、ここでは割愛します。
学生さんが「案」を考えているとき、私は聞きました。
この人は「どんな人」だと感じていますか?
私は自分の言葉を聞きながら、自分に向かって同じことを言っていました。後から
私は、相手の価値を「低く」見ていないだろうか
と気にしていたことに気づきました。
あの事件からは大きな衝撃を受けました。さきほどの事例でも、こんなことを自問していました。
ようやく言葉が出てくるようになりました。直面したくなかったけれど、私にとって向き合うタイミングなのだと思います。
人を大事にすること。それが当たり前に、ありのままの価値が尊重されること
そのために本質的なことを掘りさげていきます。