2023-06-20
2019年2月19日に、東京優生保護訴訟第4回の裁判がありました(前回は2018年12月20日でした)。
今回も仙台から、訴訟原告の方と新里 宏二弁護士(全国優生保護法被害弁護団共同代表)がいらっしゃって、報告集会でお話してくださいました。とても有難いです。
全国の提訴と相談窓口の設置状況のほか、補償にかかわる立法の作業が大詰めを迎えていて参議院議員会館内で集会があると伺いました。
長楽庵も参加する予定です。
前回も大変感銘を受けた原告・北三郎さんが、今回もお話されました。
集会で直接聴きながら、こんなことを思いました。
国/法制度が人権侵害をしてきたなかで、専門家と呼ばれる人たちが加担してきたことを、いまどう考えるべきなのか。
私がどうしても考えてしまうのは、手術にかかわった医療職よりも、生活の場にいた福祉職のことです。
そして、自分のような「普通の人」がいま当たり前に考えていることのなかに、人権侵害の種がないとは言えません。
いえ、きっとあると思ったほうがいい。
自らの問題としても、この裁判を注視していきたいと思います。
次回 第5回の裁判は、2019年4月23日(火)14時〜の予定です。 裁判後の報告集会も大変お勧めです。
詳しくは東京訴訟・第4回報告集会のご報告 – 優生保護法被害弁護団をご覧ください。