2020-02-29
第5回、長楽庵セミナー弦が終わりました。
本日のテーマは先月に引き続き「優生思想のいま〜東京優性保護訴訟を傍聴して」です。
現在進行中の訴訟について知ると共に、旧優性保護法がどのような経緯を経てきたのか学びました。
先月もそうでしたが、知るほどに苦しくなるテーマです。
私たち福祉領域の支援者は、この問題とどのように向き合うべきなのでしょうか。
生活保護法の水際作戦や精神科医療における経済措置入院など、私たちは多くの権利侵害がある中で働いてきました。
「目を背けず、知ること」
「自らの実践を検証すること」
「問題を後進に伝えていくこと」
そんなことを考えながら、今日の「弦」を振り返っています。
みんなの心の中にある、忘れてはいけない大事なものを思い出す時間になりました。